離乳食を始める時期は、目安として生後5、6か月頃といわれています。
はじめて離乳食を作るママにとっては、「なにを準備したらいいの?」「必要なものと必要ないものは?」「あったら便利な離乳食グッズは?」と気になることも多いですよね。
そこで、今回は離乳食の準備で必要なものについてまとめていきたいと思います。
私もはじめて離乳食の準備をしたとき、離乳食の本を読んだり、ネットで調べたり、ママ友から話を聞いたりして、グッズをそろえていきました。
それぞれの家庭の生活スタイルによっては、必要なものも変わってくるということですね。
例えば、まとめて作りたい派と1食ずつ作ってあげたい派では、便利だと感じるものに違いがあります。
この記事では、そういった違いもふまえて、必要なものと必要ないものを、わかりやすく説明していきますね!
ちなみに、私はまとめて作りたい派でした。笑
この記事の内容
- 離乳食の準備で最低限必要なもの
- あったら便利なおすすめ離乳食グッズ
- 離乳食の準備で必要なかったもの
この記事の信頼性
おすすめ情報
離乳食の準備で最低限必要なもの
離乳食の準備で最低限必要なものは、大きくわけると次の3つです。
最低限必要なもの
- 調理器具
- 保存容器
- 食事用グッズ
それでは1つずつ説明していきますね。
調理器具
離乳食を作るのに、まず必要になるのが調理器具です。
あえて赤ちゃん用に全部買わなくても、お家にあるものは有効活用していきましょう。
生ものを料理したあとはしっかり洗って熱湯消毒すれば、大人と同じものを使っても大丈夫です。
調理器具で必要なもの
- ミルクパン(小鍋)
- 裏ごし器
- おろし器
- マッシャー、すり鉢・すりこ木
- 計量スプーン
- 計量カップ
まな板と包丁は、たいてい、どこのご家庭にもあると思うので省きました。
それぞれ何に使うのか説明していきますね。
ミルクパン(小鍋)
少量の離乳食を作るのに、ミルクパンがあるといいです。
離乳食をまとめて作って冷凍するとしても、基本的に早めに使い切ったほうがいいので、そこまで大量に作ることはありません。
だから、まとめて作りたい派のママにも、小さめのお鍋がちょうどいいですね。
▽離乳食作りにちょうどいいサイズのホーロー製ミルクパン▽
裏ごし器
離乳食の初期(生後5、6か月頃)は、食べることに慣れていない赤ちゃんのために、なめらかにすることが大事です。
はじめのうちは、食べ物はペースト状にしてあげるのが基本なので、裏ごし器はあったほうがいいですね。
加熱した食材を裏ごし器に乗せて、ヘラなどで押しつけると、なめらかに仕上がります。
かぼちゃなどは熱いうちに裏ごししないと、潰しにくくなるので、早めに裏ごしするのがポイント!
▽持ち手つきで使いやすい裏ごし器▽
おろし器
離乳食の初期には、繊維を断ち切って食べやすくするために、食材をすりおろすことも多いです。
ほうれん草などの葉もの野菜も、一度ゆでて凍らせてから、おろし器ですりおろすと簡単にできますよ。
▽裏面にすべり止めつき!セラミックおろし器▽
マッシャー、すり鉢・すりこ木
マッシャーやすり鉢・すりこ木も、離乳食の初期に押しつぶす・すりつぶすのによく使います。
1度にたくさん押しつぶしたいときは、マッシャーがあると便利ですね!
繊維の多いものはおろし器を使い、おかゆや繊維が少なめの野菜にはすり鉢・すりこ木を使うといいです。
▽太めのすりこ木でつぶしやすい▽
計量スプーン
離乳食作りには、大さじ・小さじを量るのに計量スプーンも必要です。
調理のときにはもちろん、赤ちゃんに与える量をはかるのにも役に立ちますよ!
▽離乳食作りにかわいい計量スプーン▽
計量カップ
離乳食は、月齢ごとにかたさも変えていきます。
なので、適当に作ると失敗してしまうので、水の量もきちんと量ったほうが安心です。
レシピでもたいてい、「水4分の3カップ」など細かく書いてあります。
▽スヌーピーのかわいい計量カップ▽
保存容器
離乳食はまとめて作って冷凍しておくのが便利で、うちではとても役に立ちました。
1食ずつ作ってあげたい派のママは、保存容器はなくても大丈夫です。
保存容器で必要なもの
- 製氷皿
- 小分け容器
- ジップロック
この3つをどのように使い分けていたか、説明していきますね。
製氷皿
1回の量が少ない時期は、小分け容器より製氷皿がいいです。
製氷皿も100均のものから離乳食用まで色々ありますが、離乳食用の取り出しやすいものがおすすめ!
なぜかというと、凍ってくっついてしまうタイプだと、全然取れなくて大変だし、1つ取ろうとしているあいだに、他のものまで溶けかかってしまうからです。
衛生面を考えても、溶けたものを再冷凍するのはよくないですよね。
その後、リッチェルのわけわけフリージングブロックトレーを買いましたが、本当に簡単に取れてよかったです!
▽離乳食用で取り出しやすい!▽
小分け容器
1回の量が増えてきたら、小分けの容器で冷凍して、そのまま電子レンジでチンできると便利です。
冷凍するときは、ふたにマスキングテープを貼って、作った日付と中身を書いていました。
冷凍庫に入れるときも、日付順に並べておくと、「奥の方にいって忘れてしまっていた」なんてことも防げるので安心です!
▽電子レンジ対応・食洗器対応の小分け容器▽
ジップロック
液体・ペースト状のものは、製氷皿のほうが便利ですが、固形のものは、ラップに包んで、ジップロックなどのフリーザーバッグに入れると、空気に触れにくくていいです。
ペースト状のものを凍らせるときは、なるべく薄く平らにするのがポイント。
1食ずつ作ってあげたい派のママも、調理前の白身魚や鶏ささみなどを小分けにして、ジップロックに入れておくと便利ですよ!
▽厚手の素材で冷凍保存も安心!▽
食事用グッズ
赤ちゃんに離乳食を食べさせるために、食事用グッズも必要になります。
食事用グッズで必要なもの
- ベビー食器
- ベビースプーン
- マグ、コップ
- スタイ(お食事エプロン)
- ベビーチェア
それぞれ説明していきますね。
ベビー食器
はじめのうちは親が食べさせてあげるので、食器は大人と同じものでも問題はないのですが、自分で食べさせるようになると、割れにくいベビー食器があるといいです。
赤ちゃんのお気に入りのキャラクターのものを選んであげると、食べることも楽しく感じてくれるようになりますね!
うちは、洗い物を溜めて食洗機にかけていたので、ベビー食器は3セットほど使っていました。
▽おしゃれなベビー食器を、人気のブランドやキャラクターごとにわかりやすくまとめたので、よかったら参考にしてみてください。
【離乳食】おしゃれなベビー食器セット30選│プレゼントにもおすすめ!
▽重ねて収納できる!シンプルでかわいいベビー食器セット▽
ベビースプーン
赤ちゃんの小さいお口にちょうどいい、小さめのスプーンも必要です。
よく食べるようになったら、少し大きめのスプーンにしていきます。
でも、わざわざ別で買わなくても、ベビー食器とセットでついていることも多いですね。
▽優しいカラーがかわいいミッフィーのスプーン▽
マグ、コップ
離乳食を食べるとき、お茶や湯冷ましを飲めるように、マグやコップを用意しておきましょう。
離乳食が始まると母乳やミルクを飲む量が減るので、便秘気味になってしまったりします。
しっかり水分補給することも大事ですね。
▽おしゃれなストローマグをブランドやキャラクター別にこちらでまとめているので、よかったら合わせて読んでみてください。
おしゃれでかわいいストローマグ25選!離乳食を始めた赤ちゃんにおすすめ
▽パステルカラーがかわいいストローマグ▽
スタイ(お食事エプロン)
自分で食べさせるようになると、食べこぼしで服がかなり汚れるようになるので、スタイも必需品ですね。
離乳食のときに使うスタイは、普段よだれかけとして使っているスタイとは別のものを用意しておいたほうがいいです。
普通の布製のスタイだと、こぼれたものがしみ込んでしまって、洗ってもなかなか落ちないんですよね。
なので、洗いやすい防水タイプで、食べこぼしをキャッチしてくれるポケットがついているものがおすすめ。
▽食べこぼしもしっかりキャッチ!優しい色がかわいいスタイ▽
▽袖まで安心!長袖のお食事エプロン▽
ベビーチェア
赤ちゃんがひとりで座れるようになったら、ベビーチェアに座らせて離乳食を食べるようにしましょう。
腰がすわるまでは、抱っこで食べさせてあげたり、ハイローチェアやバンボなどのイスを使うといいです。
うちは寝かしつけ用にハイローチェアを買っていたので、離乳食初期の頃はハイローチェアで食べさせていました。
自分で食べる頃には、しっかりと足が床などにつくものを選ぶのがいいといわれています。
なぜかというと、赤ちゃんは食べ物を舌で押しつぶして食べるので、足がぶらぶらしていると、あごや舌に力が入りにくいからです。
▽成長に合わせて高さを調節できるキッズチェア▽
あったら便利なおすすめ離乳食グッズ
次は、あったら便利なおすすめ離乳食グッズを紹介します。
あったら便利な離乳食グッズ
- 離乳食の本
- ウェットシート
- 離乳食の調理セット
- ブレンダーまたはミキサー
- シリコン製のヘラ
- ヌードルカッター(離乳食ばさみ)
- 野菜フレーク
- ベビーフード
それでは1つずつ見ていきましょう。
離乳食の本
今の時代、ネットで何でも調べられるので、絶対に必要ではありませんが、離乳食の本があると便利です。
離乳食の進め方や、時期によって食べていい食材、避けるべき食材、レシピなど参考になる情報がまとめられています。
もし足りない情報があると感じたら、ネットで調べればいいので、買うなら1冊で十分だと思います。
▽Amazonで試し読みできます▽
ウェットシート
食べ終わったあとに手やお口を拭くために、ウェットシートがあると便利です。
赤ちゃんのお肌に優しいノンアルコールタイプを選ぶのがおすすめ。
赤ちゃん用の手口ふきだと、成分の99%以上が水のものがたくさんあるので、安心して使えますね。
▽赤ちゃんにも安心の純水99%▽
机や床の食べこぼしを拭くときは、アルコールタイプの除菌シートがいいです。
ベタベタしたものでも、さっと拭くだけで簡単にきれいになります!
布巾や雑巾を使えばいい話なのですが、ウェットシートなら使い捨てできるので、洗う手間が減ってよかったです。
▽食べこぼしの掃除も簡単!▽
離乳食の調理セット
離乳食の調理セットも買いましたが、1つずつ調理器具をそろえなくても済んだので便利でした。
デメリットは、小さいので少し使いにくいことくらいですね。
あれも必要、これも必要、と考えるのが大変なら、こういうセットを買っておけば間違いないです。
ただ、すでに持っている調理器具があるなら、セットを買わなくても、足りないものだけ買い足していくといいですね。
▽調理器具をまとめて準備したいなら▽
ブレンダーまたはミキサー
離乳食初期の頃には、ブレンダーかミキサーがあるとかなり便利になります。
まとめて作るとき、裏ごししたり、すりつぶしたりするのって、結構時間がかかるんですよね。
私は離乳食を始めて一か月くらい経ってから買ったのですが、使う時期は数か月なので、買うならもっと早めに買えばよかったです。
でも、裏ごし器があれば、大変だけどペースト状にはできるので、必須ではないですね。
▽裏ごししなくても簡単にペースト状に!▽
シリコン製のヘラ(スパチュラ)
ペースト状にした食材を取り出すのに、シリコン製のヘラがあると、きれいに取ることができます。
裏ごしするときに、食材を押しつけるのにも使えるし、あると便利ですね。
でも、大きめのスプーンなどで代用はできるので、こちらも必須ではないかなという感じです。
▽ミルクパンにも使いやすいヘラ▽
ヌードルカッター(離乳食ばさみ)
麺類を切るのに、ヌードルカッターもあれば便利です。
ヌードルカッターじゃなくても切れますが、フォークとか箸で切るのは意外と大変です。
また、普通のキッチンバサミでお皿に乗せたまま切ると、お皿に傷がついてしまいますよね。
離乳食用ならシリコン素材でできていたり、先が丸くなっていたりするので、安心してお皿に乗せたまま直接切ることができます。
▽お肉もお皿の上で切れる!ヌードルカッター▽
野菜フレーク
離乳食にちょっと野菜をプラスしたいとき、野菜フレークもあると便利です。
おかゆに混ぜたり、スープにしたり、ホットケーキに入れたり、色んな料理に使えます。
うちでは、とうもろこしをよく使っていましたが、自分で裏ごしするのは大変なので、野菜フレークで手軽に使えてよかったです!
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ベビーフード
手作りの離乳食を毎日作ってあげられればいいのですが、ママの体調が悪いときや、外出するときにはベビーフードがあると便利です。
作って冷凍してあるものを、加熱して冷ましてあげるだけだとしても、体調が悪いときは、それすらもしんどいことがあります。
うちは、なるべく手作りしていましたが、念のためベビーフードは常備するようにしていました。
外出するときも、スプーンさえあれば、そのまま食べられるので便利でした。
▽人気メーカーやオーガニックのおすすめベビーフードはこちらでまとめたので、よかったら合わせてチェックしてみてください。
【離乳食】おすすめのベビーフード12選!人気メーカーからオーガニックまで
▽無添加・有機米・無農薬野菜のベビーフード▽
離乳食の準備で必要なかったもの
実際に使ってはみたものの、個人的に必要なかったものを紹介します。
必要なかったもの
- おかゆクッカー
- レジャーシート
おかゆクッカー
おかゆクッカーが便利と聞いて、買ってはみたものの、結局あまり使わなかったです。
お鍋でまとめて作って冷凍する方が、私はラクでしたね。
おかゆをお鍋で作るとしても、水とお米(またはご飯)を分量通り入れて、火にかけておくだけなので、そこまで手間がかからないんですよね。
でも、1食ずつ作ってあげるなら、毎回お鍋で作るよりは、おかゆクッカーがあると便利かもしれません。
レジャーシート
はじめのうちは、食べこぼしで汚れるのを防ぐために、レジャーシートも床に敷いてみましたが、すぐ使わなくなりました。
まあ、あってもいいけど、洗ったり乾かしたりするのが結構面倒なんですよね。
しかも、床にこぼれたらティッシュで拾って、除菌シートで拭けばきれいになるし、私はなくてもいいかなと感じました。
床がフローリングではなくて、じゅうたんやカーペットのご家庭なら、あったほうが便利だと思います。
まとめ
今回は、離乳食の準備で必要なものについてまとめました。
もう一度振り返っておきましょう。
最低限必要なものとして、調理器具は6つ、保存容器は3つ、食事用グッズは5つを紹介しました。
調理器具で必要なもの
- ミルクパン(小鍋)
- 裏ごし器
- おろし器
- マッシャー、すり鉢・すりこ木
- 計量スプーン
- 計量カップ
保存容器で必要なもの
- 製氷皿
- 小分け容器
- ジップロック
食事用グッズで必要なもの
- ベビー食器
- ベビースプーン
- マグ、コップ
- スタイ(お食事エプロン)
- ベビーチェア
あったら便利な離乳食グッズは、次の8つでした。
あったら便利な離乳食グッズ
- 離乳食の本
- ウェットシート
- 離乳食の調理セット
- ブレンダーまたはミキサー
- シリコン製のヘラ
- ヌードルカッター(離乳食ばさみ)
- 野菜フレーク
- ベビーフード
最後に、個人的に必要なかったものは次の2つでした。
必要なかったもの
- おかゆクッカー
- レジャーシート
はじめて離乳食の準備をする方の参考になればうれしいです。
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